【新規失業保険申請件数】2025年5月23日の資産状況報告(S&P500・NASDAQ100・全米株式)【PCE(個人消費支出)】

投資

早速、2025年5月23日現在の資産状況報告です。

2025年5月16日時点の資産状況報告もどうぞ参考にしてください。

2025年4月末の資産状況もどうぞ参考にしてください。

保有資産状況の推移

早速、結果から報告しますと・・・

・トータルリターン +2,121,202円(+16.01%)

・先週比       -312,656円(-2.57%)

となりました!!

木曜日までは株価はヨコヨコの展開でしたが、金曜日にトランプ大統領が欧州連合(EU)からの輸入品に6月1日から50%の関税を課す考えを示したため、関税政策に対する懸念が再燃しています。

トランプ大統領がどれほどの本気度かは不明ですが、再び市場が混乱する場面もあるかもしれません。

すぐに使える実弾(現金)を用意しているので、再び目安の株価まで下落したらスポット買いもドンドンしていく予定です。

タイミングを狙っていた訳ではありませんが、結果だけを見れば2025年4月7日注文分はなかなかの神タイミングだったようです。

最近は評価額の上下に慣れてきたので、数十万くらいの増減であれば特に何も感じなくなってきました。

いずれまた来る荒れた相場の時こそ、長期投資家としての経験値をどんどん積み重ねていきたいですね。

保有資産状況の推移


株価指数は、トランプ大統領の関税政策懸念により週末に一気に下落しました。

為替ドル/円(USD/JPY)は、若干ドル安円高の展開となりました。

ドル/円が140円台なら個人的にはぎりぎり許容範囲といったところです。欲を言えばNISA口座を埋めている間に120~130円台に戻ってほしいです。

海外の株価指数に投資しているので為替の影響も大きいことは承知の上ですが、上昇相場が継続するとそのことを忘れてしまい、株安&円高で狼狽してしまうようなことがないように気をつけたいです。

一方で、長期で考えれば平均的な値に収束していくという考え方のもとで、とにかく淡々と継続または余剰資金で買い増しを行っていく予定です。

インデックス投資は、市場の暴騰も暴落も全てを受け止めつつも長期的に見れば「市場平均は上昇し続ける」という信念を持ち続ける投資方法です。

資産形成期において、そもそも「売る」という発想はなく、暴落時にするべき行動は次のどちらかです。

①保有銘柄を握り続ける

②余剰資金で保有銘柄を追加購入する

インデックス投資家であればどんな状況であっても最低限①を選択しなければなりません。

精神的に動揺してしまった方もメンタル強化の修行中だと割り切って、インデックス投資家としての心構え&面構えを身に付けましょう!

S&P500とNASDAQ100指数の推移

S6P500・NASDAQ100

Google Finance – 株式市場価格、リアルタイムの相場、ビジネス ニュース

「S&P500」は、-1.94%「NASDAQ100」は、-1.68%という結果となりました。

今週は珍しく株価下落の展開にも関わらず、S&P500よりNASDAQ100の方がパフォーマンスが良かったです。

半導体輸出関連の不安が多少なりとも払拭されたためかと思います。

ドル/円(USD/JPY)の推移

ドル/円

Google Finance – 株式市場価格、リアルタイムの相場、ビジネス ニュース

ドル/円(USD/JPY)は、ドル安・円高(-1.84%)となりました。

株価指数上昇と為替の影響を勘案すると、週明けの基準価額(先週比)は

S&P500    -3.80%程度

NASDAQ100 -3.52%程度

となる見込みです。

ドル資産(海外資産)を保有している場合、株価指数の上昇・下落に加えて、以下のような評価金額となります。

・ドル高円安:円換算の評価金額が増加

・ドル安円高:円換算の評価金額が減少

為替の影響は大きいものですが、基本的に為替の変動は一定の範囲で収まるものなので、為替の影響による一時的な評価金額の増減は、長期的には全く意味をなさないものです。

むしろ、ドル安円高は、投資信託の口数が多く買えるというメリットもあります。

長期投資の基本である投資信託の「購入口数の増加」に重きを置いて、淡々と追加購入を継続しましょう!

主な経済指標の結果               

今週一番の注目は、「新規失業保険申請件数」でした。

・指標 前回(修正値) 予想  結果

・新規失業保険申請件数 229千件 231千件 227千件

結果は、予想よりも低水準となり依然として米国の労働市場が堅調であることが示されました。

来週発表の主な経済指標一覧

来週に注目する経済指標は、「PCE(個人消費支出)」です。

すでに焦点はインフレ再燃よりも関税政策による景気後退懸念に移っているかと思いますが、周知のとおりトランプ大統領の政策の多くはインフレ要因となります。

インフレ再燃、関税政策による混乱いずれも結果として景気後退を引き起こしかねないので、どちらにせよ市場にとってネガティブな要素が多い状態に変わりはないです。

いま一度、4月上旬のような大きな下落も覚悟しておく必要があります。

一方で、2023年~2024年のように株価が最高値を更新しているときに購入していると気分的には楽ですが、結局のところ高値買いをしているだけに過ぎません。

下落しているときに買うということは恐怖を伴うことですが、下落中に積極的に買わないといつまでたっても含み益は大して増えません。

まだまだ株式市場が不安定ですが、再度、株価が大幅に下落するようであれば、余剰資金を総動員してS&P500またはNASDAQ100を爆買いするつもりです。

すぐに動かせる実弾(現金)を用意してあるので、積み立てを継続しながら新NISAの成長投資枠にて数回に分けてスポット購入を継続していきたいと思います。

そろそろ夏のボーナスも近づいてきているので、夏あたりに安く買えそうなら一括で投入するかもしれません。

当然ですが、底値は誰にも分からないので頭と尻尾はくれてやれ精神で買っていきます!

バーゲンセールのチャンスはそうそうないので、しっかり拾って投資信託の平均取得価格を下げていきたいですね。

いくら株価が下落しようとも、売却するつもりが一切ない私のような長期投資家には関係ないことなので一喜一憂せず淡々と己の決めたルールに基づき、投資を継続していきます!

不安定な相場環境では今後も、狼狽売りならぬ泰然買いを継続していきます。

含み損でも買える奴が勝つる!

それではよい投資ライフを!