【新NISA23か月目/iDeCo10か月目】2025年11月末の資産状況(S&P500・NASDAQ100・全米株式)【つみたてNISA47か月目】

投資

こんにちは!
上級初心者(⇨運営者情報はこちら)です!

新NISAを始めて23か月目、iDeCoは10か月目になりました。

この記事では、2025年11月末時点の資産運用状況を詳しく報告し、経済指標や金融政策の影響も交えながら、今後の投資戦略について考察します。

私は主に、投資信託をNISA口座(旧つみたてNISA口座)特定口座およびiDeCo(個人型確定拠出年金)にて購入しています。

余剰資金は、普通口座で持っているのが機会損失でもったいないので適宜、特定口座で運用しています。

手持ちのキャッシュが尽き次第、特定口座から新NISAに移します。

資金投入のタイミングを図ることはせず、以下の投資を実践しています。

新NISA(つみたて投資枠)月初10万円クレカ積み立て
新NISA(成長投資枠)月初20万円現金積み立て(2025年分は終了)
特定口座毎日現金積み立て(マイルールに応じて増減あり)
iDeCo(個人型確定拠出年金)毎月2万円積み立て
旧NISA(つみたてNISA)2023年積立終了後、完全放置

旧NISA(つみたてNISA)は、投資金額は少ないですが比較的早い時期に開始したのでトータルリターンが高く、私の精神安定の柱となっています。

iDeCoは、2025年2月から拠出開始しました。

もうすぐ年末調整なので、還付が非常に楽しみです。

iDeCoは、出口戦略(一括受取による退職所得控除や今後の制度変更など)の難易度が高いですが、節税税の繰延効果を期待しています。

私個人の2025年NISA投資計画については、次の記事を参考にご覧ください。

インデックス投資の構成について

投資対象は、以下の5つの投資信託となっています。

S&P500・SBI・V・S&P500(新NISA口座)
・三菱UFJ‐eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(特定口座・iDeCo)
NASDAQ100・ニッセイNASDAQ100(特定口座)
・三菱UFJ‐eMAXIS NASDAQ100(特定口座)
全米株式・SBI‐SBI・V・全米株式(旧つみたてNISA口座)
資産構成評価額11月

米国への全集中投資S&P500:約64%全米株式:約7%・NASDAQ100:約28%)をしています!
米国株一点集中の理由は、以下のとおりです。

  • 界中ほとんどの国に米国企業が進出し、そのサービスを利用している=実質アメリカ企業が世界企業といえる
    (どの国でもGoogle、Amazon、Meta(Facebook)、Apple、Microsoft、Tesla、NVIDIAの製品ありますよね)

  • マグニフィセント・セブン(M7)以外で世界を変えるようなIT技術を持った企業が米国内外から出現したとしても、M7などの米国企業が素早く買収する可能性が高い

  • 先進国のなかで群を抜く高い人口増加率かつ低い平均年齢(政治に左右されることもあるが、移民を多く受け入れる土壌がある)

  • 政治が比較的、安定している(「民主主義」が国家体制として完全な形だとは思わないけれど、今のところ一番安定はしている)

  • 株主への利益還元を重視している(「株式会社=株主の所有」という米国の企業文化がそうさせている。日本の場合、いまだに株式会社=株主「以外」の利害関係者のもの(顧客、取引先、地域社会、従業員、行政機関など)という考え方が根強い。ナンセンス)

  • 経済成長率や人口増加率の高さだけが株価上昇の要因ではない(投資環境の法的整備や他国から優秀な人材が集まりやすい環境が重要であり、その基盤はそうそう変わるものではない。インドや中国の経済成長は確実だと思うが、優秀な人材は米国で起業するはず。)

  • 海外資産に投資する場合、株価指数だけでなく為替にも気を配る必要があるが、円に対して強くあり続けられるのは現状、ドルしか考えられない

  • 上記の理由から、世界中からとにかく優秀な人材が集まりやすい

新NISA口座では月初10万円クレカ積み立て+月初20万円現金積み立てています。
加えて、毎日一定金額特定口座にて積立投資しています!
毎日積立をする理由は、以下のとおりです。

  • 毎日積立すれば、常に機会損失を避けられる(理論上、年初一括投資の方が機会損失が少なくパフォーマンスが高いのは承知のうえです)

  • 少額でもいいから常に投資し続けることで、投資金額の増加などに抵抗が少なくなる(金融資産を保有していても積み立てを止めてしまうと、また再開するのは結構心理的ハードルが高くなる)

  • 日々の株価(値動き)に動揺しなくなるので、継続しやすい(毎日積立してるのでこれ以上の「時間」の分散投資は不可能)

  • 株式市場から撤退することなく、ずっと相場に居座り続けたい

  • 毎月積立・毎週積立などと比較して、個人的には毎日積立のほうが一番メンタルが安定する積立方法である(投資による株価変動に慣れてきたら、年初または月初の一括投資も全然あり)

投資金額・評価額・収益率の推移(月毎)

2025年11月も、投資方針に一切ブレることなく淡々と毎日積立を継続し、「特定口座」にて660,000円/月の投資信託を購入しました!
また、「iDeCo(確定拠出年金)」にて20,000円/月の投資信託購入も開始しました。

「新NISA口座」(つみたて投資枠・成長投資枠)では、引き続き100,000円/月の投資信託を購入しました。
成長投資枠については、4月のトランプ関税ショックの際に40万円分スポット買いをしたので、10月購入を以て2025年分は終了となりました。
収益率は、前月比で▼0.03%となり、トータルで△37.90%となりました。

投資金額・投資収益・収益率の推移(月毎)11月
投資金額・評価額・投資収益・収益率11月

2025年11月の総括・感想について

総括

指数

S&P500は、6,849pt(△0.13%)となりました。

NASDAQ100は、25,434pt(▼1.64%)となりました。

為替(ドル/円)

ドル高円安となり△1.42%となりました。

株価指数の軟調さを為替でカバーした形となっています。

長期投資家にとってドル高円安は決して良いものではないですが、やはり為替はなかなか読めるものではないです。

長期投資においては、基本的に株価指数が上昇していれば気にしない方が良いですね。

経済指標

雇用統計:政府機関閉鎖により延期されていた9月分が発表されました。失業率・平均時給ともに上昇しました。


生産者物価指数(PPI):政府機関閉鎖により延期されていた9月分が発表されました。結果は概ね市場予想通り。


・消費者物価指数(CPI):政府機関閉鎖により延期


個人消費支出(PCE):政府機関閉鎖により延期

米国の政府機関閉鎖が予想外に長期化したことにより、12月FOMCを前にして11月中の重要指標発表がほぼなされませんでした。

12月上旬のFOMCの直前に雪崩のように重要指標が発表されますので、12月上旬に再びボラティリティの高い相場が続きそうです。

金融政策

11月はFOMC開催なし。

一時、12月の利下げ期待が下がる場面もありましたが、11月下旬には再び利下げ期待が高まってきています。

状況としては、利下げ可能性は50/50くらいでしょうか。

雑感

11月は例年強いというアノマリーから完全に油断していましたが、かなりボラティリティの激しい月となりました。

しかし、結局のところいつもと同じ結論ですが握力強く握り続けられた方はほぼ全戻しとなっています。

残念なことに、2024年8月に引き続き2025年4月の一時的な暴落においてもNISA損切り民が発生したようです。

しかし、その後の相場を見れば分かるように2025年5月以降は不気味なほど堅調に上昇しています。

株式市場は常に先行きが不透明なものです。

一時的な下落は1年に何度も起きるので、いちいち反応していたら株式なんて買えません。

むしろ感情を排し、機械的に購入し続けたほうが確実にホールド力が高まります。

先行きが不透明なときこそ、毎日/毎月コツコツ積み立てていると周囲の情報に惑わされずメンタル面が非常に安定して良いです。

投資上級者で既に投資握力が強い方はこの限りではありませんが…

私の投資方針は、「超長期インデックス投資」ですので、短期の上げ下げには一喜一憂しないようにしています。

インデックス投資家のなかではよく言われることですが、相場が良い時も悪い時も変わらず淡々と投入した資金が、後々になって大きな含み益を生むこととなります。

特に相場が悪い時であれは、追加購入で平均購入金額を下げられるので良きです。

ある意味、「株価の暴落」こそインデックス投資家にとって「含み益」の源泉とも言えます!

「いつか必ず暴落がくる」ということを念頭に置きつつ余剰資金で投資を継続し、相場が良い時も悪い時も株式市場から絶対に撤退しないよう引き続き、注意しながらメンタルの安定に努めていきたいです。

むしろ、株価暴落時に通常よりの多くの資金を追加投入するくらいのメンタル多少の余剰資金を持ち続けたいです!!

実際、資産家の多くは株価の暴落時に誕生しているようです。

引き続き、2025年のNISA・iDeCo用の投資資金確保や投資戦略を堅持し、市場で何が起こっても、己の航路を守り、淡々と自分のペースで投資を継続しましょう!!

投資に慣れてきた方で余剰資金がある場合は、普通口座や国債で資金を眠らせておくよりも特定口座やiDeCoでの運用も検討したほうが良いかもしれませんね!

私は、新NISA成長投資枠用(4・5年目)のために用意してある資金を先に特定口座で運用していますが、残り数か月で余剰資金はほぼなくなりそうです。

生活防衛資金を残し、余剰資金は早期に株式市場にさらすことによって引き続きリターンを取っていきたいです。

アノマリー的に12月も株価が上がりやすいと言われていますが、特に投資方針を変えることなく淡々と積み重ねて行きましょう!

可能であれば、冬のボーナスも浪費などに使うことなく株式市場に晒すほうが長期的には得るものが多いかと思います。

一時的に不安定な相場になることも覚悟しながら、引き続き日々の投資に勤しみましょう!