【PCE(個人消費支出)】2025年5月30日の資産状況報告(S&P500・NASDAQ100・全米株式)【雇用統計】

投資

早速、2025年5月30日現在の資産状況報告です。

2025年5月23日時点の資産状況報告もどうぞ参考にしてください。

2025年4月末の資産状況もどうぞ参考にしてください。

保有資産状況の推移

早速、結果から報告しますと・・・

・トータルリターン +2,297,762円(+17.14%)

・先週比       +176,560円(+1.13%)

となりました!!

トランプ関税については、5月28日に国際貿易裁判所がトランプ関税の大部分を差し止める決定を出しました。

しかし、5月29日に連邦高裁は、国際貿易裁判所の判断を一時停止し、関税措置を復活させる判断をしました。

トランプ大統領の関税政策に国だけでなく国際機関などその他の機関も振り回され混乱が広がっています。

まだまだすぐに使える実弾(現金)を用意しているので、再び目安の株価まで下落したらスポット買いもドンドンしていく予定です。

タイミングを狙っていた訳ではありませんが、結果だけを見れば2025年4月7日注文分はなかなかの神タイミングだったようです。

最近は評価額の上下に慣れてきたので、数十万くらいの増減であれば特に何も感じなくなってきました。

いずれまた来る荒れた相場の時こそ、長期投資家としての経験値をどんどん積み重ねていきたいですね。

保有資産状況の推移


株価指数は、トランプ関税政策の右往左往のため多少上下しましたが、最終的に上昇しました。

為替ドル/円(USD/JPY)も、株価指数と同様に多少上下しましたが、若干ドル高円安の展開となりました。

ドル/円が140円台なら個人的にはぎりぎり許容範囲といったところです。欲を言えばNISA口座を埋めている間に120~130円台に戻ってほしいです。

海外の株価指数に投資しているので為替の影響も大きいことは承知の上ですが、上昇相場が継続するとそのことを忘れてしまい、株安&円高で狼狽してしまうようなことがないように気をつけたいです。

一方で、長期で考えれば平均的な値に収束していくという考え方のもとで、とにかく淡々と継続または余剰資金で買い増しを行っていく予定です。

インデックス投資は、市場の暴騰も暴落も全てを受け止めつつも長期的に見れば「市場平均は上昇し続ける」という信念を持ち続ける投資方法です。

資産形成期において、そもそも「売る」という発想はなく、暴落時にするべき行動は次のどちらかです。

①保有銘柄を握り続ける

②余剰資金で保有銘柄を追加購入する

インデックス投資家であればどんな状況であっても最低限①を選択しなければなりません。

精神的に動揺してしまった方もメンタル強化の修行中だと割り切って、インデックス投資家としての心構え&面構えを身に付けましょう!

S&P500とNASDAQ100指数の推移

S6P500・NASDAQ100

Google Finance – 株式市場価格、リアルタイムの相場、ビジネス ニュース

「S&P500」は、+2.38%「NASDAQ100」は、+2.37%という結果となりました。

NASDAQ100は半導体関連の企業を多く含むのでS&P500に劣後するかと思いましたが、思いのほか強かったです。

NASDAQ100は向かい風の状況でこれですから、大幅な上昇局面になったときの上げに期待したいです。

ドル/円(USD/JPY)の推移

ドル/円

Google Finance – 株式市場価格、リアルタイムの相場、ビジネス ニュース

ドル/円(USD/JPY)は、ドル高・円安(+1.13%)となりました。

株価指数上昇と為替の影響を勘案すると、週明けの基準価額(先週比)は

S&P500    +3.51%程度

NASDAQ100 +3.50%程度

となる見込みです。

ドル資産(海外資産)を保有している場合、株価指数の上昇・下落に加えて、以下のような評価金額となります。

・ドル高・円安:円換算の評価金額が増加

・ドル安・円高:円換算の評価金額が減少

為替の影響は大きいものですが、基本的に為替の変動は一定の範囲で収まるものなので、為替の影響による一時的な評価金額の増減は、長期的には全く意味をなさないものです。

むしろ、ドル安円高は、投資信託の口数が多く買えるというメリットもあります。

長期投資の基本である投資信託の「購入口数の増加」に重きを置いて、淡々と追加購入を継続しましょう!

主な経済指標の結果               

今週一番の注目は、「PCE(個人消費支出)」でした。

・指標 前回(修正値) 予想  結果

・PCEコアデフレータ(前年比) 2.6%(2.7%) 2.5% 2.5%

・PCEデフレータ(前年比) 2.3% 2.2% 2.1%

伸び率はいずれも鈍化しました。

アメリカの関税措置を背景に経済の不確実性が高まっています。

消費よりも貯蓄に資金を振り分けている人が多くなっているかと思われます。

来週発表の主な経済指標一覧

来週に注目する経済指標は、「雇用統計」です。

すでに焦点はインフレ再燃よりも関税政策による景気後退懸念に移っているかと思いますが、周知のとおりトランプ大統領の政策の多くはインフレ要因となります。

インフレ再燃、関税政策による混乱いずれも結果として景気後退を引き起こしかねないので、どちらにせよ市場にとってネガティブな要素が多い状態に変わりはないです。

いま一度、4月上旬のような大きな下落も覚悟しておく必要があります。

一方で、2023年~2024年のように株価が最高値を更新しているときに購入していると気分的には楽ですが、結局のところ高値買いをしているだけに過ぎません。

下落しているときに買うということは恐怖を伴うことですが、下落中に積極的に買わないといつまでたっても含み益は大して増えません。

まだまだ株式市場が不安定ですが、再度、株価が大幅に下落するようであれば、余剰資金を総動員してS&P500またはNASDAQ100を爆買いするつもりです。

すぐに動かせる実弾(現金)を用意してあるので、積み立てを継続しながら新NISAの成長投資枠にて数回に分けてスポット購入を継続していきたいと思います。

当然ですが、底値は誰にも分からないので頭と尻尾はくれてやれ精神で買っていきます!

バーゲンセールのチャンスはそうそうないので、しっかり拾って投資信託の平均取得価格を下げていきたいですね。

いくら株価が下落しようとも、売却するつもりが一切ない私のような長期投資家には関係ないことなので一喜一憂せず淡々と己の決めたルールに基づき、投資を継続していきます!

夏のボーナスまであと1カ月を切りました!

最近は投資信託を買うことによって購買欲の大部分を満たせるようになってきました…。

これも投資家あるあるかもしれません。

含み益でも含み損でも買える奴が勝つる!

それではよい投資ライフを!