【デジタルタトゥー】子供がタブレットPC・スマートフォンを使用する際のインターネットモラルについて【消えない】

その他

こんにちは!上級初心者(⇨運営者情報はこちら)です!

 夏休みなどの長期休暇中は、以下のような理由により子供のインターネット利用によるトラブルが起きやすい時期となります。

  • スマホやタブレットPCなどを使用する時間が、学校開校時より増加する。

  • 共働きで親の目の届かない時間が多い。

一方で、インターネットの利用におけるトラブルは、完全な自己責任となります。

インターネットは日本だけでなく全世界と繋がっています

利用にあたっては、自分だけのルール・価値観を守るだけでなく、インターネットを利用している全世界の人たちに対する配慮が必要です。

あなたの発信した情報を見た他の人は、あなたや友達だけが面白い・楽しいと感じた内容を不快・非常識に感じることも多々あります。

インターネットの利用により発生するリスクや社会的責任・法律的責任は、全て自己責任です。

最終的には、子供の保護者である両親の責任となることを十分に理解しておく必要があります。

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モラルの欠如による意図しない炎上

道徳モラル

インターネット(特にSNSなど)上で発信した何気ない発言が、突如として日本のみならず世界中で非難を受ける可能性があります。

インターネット上での炎上とは、発信した情報に対し集中的に非難を受ける状態のことです。

代表的なものですと、①嘘の内容の発信②同意を得ていない他人のプライベートな情報の公開・投稿③違法・違反行為④偏向な考え方、といった内容を発信したことから炎上が起こります。

具体的には、以下のようにな行為があげられます。

嘘をつく・虐める・いやがらせ

  • 利用した施設が気に入らなくて、虫やネズミがいるなどの嘘の情報を投稿する

  • 飲食店で食材に虫やごみが入っているなどの嘘の情報を投稿する

  • 店員にクレームをつけ、過度な謝罪や土下座を強要した写真を投稿する

  • 学校・企業・公共交通機関に対し、爆破予告をする

  • 著名人に対し、殺人予告をする

感情が高ぶった状態のままインターネット上で発言をすると、普段とは違い過激な投稿内容になりがちです。一度発言しかけた投稿内容を一時保存し、しばらく時間が経過してから再度投稿するかを考えるようにしましょう!

他人のプライバシー情報の漏洩

  • 従業員(アルバイトなど)が、店舗利用者(著名人・有名人)の個人情報を漏洩させる

  • 従業員(アルバイトなど)が、店舗利用者(著名人・有名人)がプライベートで来店している情報を漏洩させる

  • 従業員(アルバイトなど)が、店舗利用者(著名人・有名人)に対する接客内容・情報や店舗利用者のお店での行動・態度などを漏洩させる

このケースも、著名人・有名人を目撃したことで興奮状態となってしまい正常な判断ができずに漏洩に繋がっています。旬な情報を早く友達と共有したい気持ちは分かりますが、やはり投稿内容は一度、一時保存してから見直すことをお薦めします。

違法・違反行為や非常識ないたずらや行動

  • 線路の上に石などを置いて列車が通過する映像を撮影し、投稿する

  • 線路の上に寝転がったり線路の上を歩く映像を撮影し、投稿する

  • 未成年の高校生・大学生の飲酒映像を撮影し、投稿する

  • 業務用の冷凍庫内で寝転ぶ映像を撮影し、投稿する

友達などと楽しい時間を過ごすことで、テンションが上がってしまいこのような映像を撮影してまうことが少なからずあると思います。

上記のような映像はインターネット上に晒されてしまった場合、「デジタルタトゥー」として半永久的にインターネットに残り、決して消えないうえ、たいていの情報は削除されません。

小学生の時など本当に小さいときのデジタルタトゥーであれば、時間経過とともにかなり風化するかもしれません。

しかし、高校生・大学生・新社会人など進学・就職・結婚などが近い年齢の場合、自分の将来に思わぬ悪影響が出る恐れがありますので、十分注意しましょう!

センシティブな内容に対する偏向な考え方

  • 政治・宗教・戦争にかかわる偏った主張を投稿する

  • 性別の違いや障害の有無による差別や不平などの主張を投稿する

  • 人種差別を想起させるような表現を投稿する

いずれも人によって様々な考え方・意見があり、正解や解決策を見つけることが難しい課題です。表現の自由などもありますが、発言する必要性がない限りネット上で意見を述べることは避けた方が良いと思います。

上記の行為により、学校・企業・地域の信用失墜により賠償責任問題に発展することも十分あり得ます。

一度炎上が発生すると、情報を投稿した本人への批判とともに、家族・友人・会社にまで批判が広がる可能性もあります。自分のみならず、家族・友人・会社のデジタルタトゥーは決して消えません。

インターネット上に情報を発信するときは、その情報が「どのような影響を社会に与える可能性があるか」「他人に迷惑が掛からないか」など常に想像力を働かせる必要があります。

本人以外からの情報漏洩による意図しない炎上

個人情報漏洩

炎上の恐れのある情報(写真・動画)でも、SNSに投稿しなければ問題ないと思っていませんか?そんな風に考えていた時期が私にもありました。   

以下のケースの場合、自分の意図に関係なく炎上の恐れのある情報が洩れるかもしれません。

  • 自分のタブレットPC・スマートフォンから情報(写真・動画)が漏洩し、インターネット上に公開される可能性

  • 友達など個別に情報(写真・動画)を渡した相手が、知らない間にSNSなどに投稿する可能性

具体的な例でいうと、ホテルやお店などに芸能人・著名人がプライベートで宿泊・利用している情報を友達に伝えた場合、その友達がSNSなどに投稿することでプライベートな情報が漏れてしまうことがあります。

この場合、プライベートな情報を投稿した友人のモラルも問題となりますが、友達に情報を伝えた人自身・勤務先のホテル・お店にも批判が向けられます。

インターネット上に公開されて困るような情報は、親しい友人で会っても絶対に渡さないことが重要です。写真や動画のデータが存在する限り、意図しない情報漏洩が起こる可能性があることを念頭に置き、情報の取り扱いに注意する必要があります。

まとめ

  • モラルの欠如した情報の投稿をしないようにしましょう。
    すぐに友達と共有したいような情報であってもすぐに投稿せず、一時保存し少し時間が経過してからもう一度投稿すべきか考えましょう!

  • 自分が情報を投稿しなくても、情報が存在する時点で意図せず漏洩する可能性はゼロではありません。
    信頼できる友達であっても、安易に炎上につながるような情報を共有するのは控えましょう!