【新NISA5か月目】2024年5月末の資産状況(S&P500・NASDAQ100・全米株式)【つみたてNISA30か月目】

投資

こんにちは!上級初心者(⇨運営者情報はこちら)です!

皆さん待望の新NISA開始から5か月が経過しました!!


ではさっそく2024年5月末のインデックス投資の資産状況を見ていきましょう!

私は主に、投資信託をNISA口座(旧つみたてNISA口座含む)及び特定口座にて購入しています。

投資のタイミングを図ることはせず、(10万円クレカ積み立て投資枠+5万円×4日)×12カ月投資(新NISA口座)毎日積立投資(特定口座)を実践しています。

「つみたてNISA口座」は2023年で積立終了後、一切何もせずに放置しています。

私個人の新NISAでの投資政策については、次の記事を参考にご覧ください。

インデックス投資の構成について

投資対象は、以下の3つの投資信託となっています。「SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」については、旧つみたてNISA口座で購入していたので既に積立は停止しています。

  • SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(新NISA口座・特定口座)

  • SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(旧つみたてNISA口座)

  • ニッセイNASDAQ100インデックスファンド(特定口座)
資産構成評価額

米国への全集中投資S&P500:76%全米株式:20%NASDAQ100:4%)をしています!理由は以下のとおりです。

  • 界のほとんどの国に米国企業が進出している
    (どの国でもGoogle、Amazon、Meta(Facebook)、Apple、Microsoft、Tesla
    、NVIDIA(グラフィックボードとか)ありますよね)

  • 先進国のなかで群を抜く高い人口増加率かつ低い平均年齢(移民を多く受け入れる土壌がある)

  • 政治が比較的、安定している(「民主主義」が国家体制として完全な形だとは思わないけれど、今のところ一番安定はしている)

  • 株主への利益還元を重視している(「株式会社=株主の所有」という米国の企業文化がそうさせている。日本の場合、いまだに株式会社=株主「以外」の利害関係者のもの(顧客、取引先、地域社会、従業員、行政機関など)という考え方が根強い)

  • 経済成長率や人口増加率の高さだけが株価上昇の要因ではない(投資環境の法的整備度合いや他国から優秀な人材が集まりやすい環境などはそうそう変わるものではない)

  • 上記の理由から、世界中から優秀な人材が集まりやすい

タイミングを図る投資は、タイムパフォーマンスが悪く機会損失を拡大させていると感じています。新NISA口座での(10万円クレカ積み立て+5万円×4日)×12カ月投資に加えて、毎日一定金額を特定口座にて積立投資しています!毎日積立をする理由は、以下のとおりです。

  • 毎日積立すれば、全く投資をしない場合の機会損失を避けられる(一括投資の方が機会損失が一番少ないのは承知の上です)

  • 日々の株価(値動き)に動揺しなくなるので、継続しやすい(毎日積立してるのでこれ以上の「時間」の分散投資は不可能)

  • 株式市場から撤退することなく、ずっと相場に居座り続けたい

  • 毎月積立・毎週積立と比較して、毎日積立が個人的に一番メンタルが安定する積立方法である(投資による株価変動に慣れてきたら、年初または月初の一括投資も全然あり)

投資金額・評価額・収益率の推移(月毎)

2024年5月も、投資方針に一切ブレることなく淡々と毎日積立を継続し、「特定口座」にて105,000円/月の投資信託を購入しました!

また、「新NISA口座」(つみたて投資枠・成長投資枠)にて300,000円/月の投資信託を購入しました。収益率に関しては若干のプラスでした!

投資金額・評価額・収益率の推移(月毎)
投資金額・評価額・投資収益・収益率

【悲報】金融所得の社会保険料算定について

自民党が、医療・介護保険の保険料の算定に金融所得をどう反映させるか検討を始めました。

結論として、社会保険に加入しているサラリーマンには関係ないようです。

しかし、将来的に完全FIREを目指し国民健康保険に加入予定の方は、金融所得が保険料算定に使用されるため保険負担が増すようです。

2028年度までに保険料の差の是正を検討するとのことですが、税引き後の資金で得た運用利益を保険料の算定に使うのは結構エグいことをしますね・・・

その論理であれば、運用損失も自動的に保険料の算定に使うようにしてもらわないと帳尻が合いません。

そもそも、社会保険料に加入し比較的所得が安定しているサラリーマンと違い、金融所得は毎年安定して得られるものではありません

個人事業主と違い、FIRE民は節税対策もかなり限れるのでこれが実現すると影響はかなり大きいと思います。

現実的な対策とすると、以下のようなものが考えられます。

完全FIREではなく、社会保険に加入できる程度に働くバリスタFIREを目指す

個人事業主をしながら節税するサイドFIREを目指す

その他ですと、マイクロ法人を設立し社会保険に加入するということもありますが、手間がかかる上に、得かどうかは家族構成にもよるところがあります。

正直、金融所得の社会保険料算定とともに、マイクロ法人スキームは塞がれる可能性が高いように思います。

あまりマイクロ法人に期待しすぎないように、他の選択肢も考えておく必要があるかと思います。

2024年5月の総評・感想について

2024年5月は、4月の軟調相場が嘘のような堅調な相場となりました。

S&P500は、5月下旬に若干勢いが落ちましたが、最終的に5パーセント程度のプラスとなりました。


一方で経済指標において、4月と同様に雇用統計生産者物価指数(PPI)・消費者物価指数(CPI)などがインフレの根強さを示すものとなりました。

また、5月末に発表された個人消費支出(PCE)は、市場予想と同程度となりました。

さらに、株価好調の根拠であった2024年における「3回の利下げ予定」がほぼ難しい状況になり、利下げ開始時期がどんどん先送り予想になっています。


一方で、こういう相場が悲観視され、先行きが不透明なときこそ、毎日コツコツ積み立てていると周囲の情報に惑わされずメンタル面が非常に安定して良いです。


私の投資方針としては、超長期インデックス投資を目指していますので、目先の利益には一喜一憂しないようにしています。


インデックス投資をしている投資家のなかではよく言われていますが、相場が良い時も悪い時も変わらず淡々と投入した資金が、後々になって大きな含み益を生むこととなります(特に、相場が悪い時であれは、平均購入金額を下げられる)。


ある意味「株価の暴落」こそインデックス投資家にとっては「含み益」の源泉とも言えます!


いつか必ず暴落がくる」ということを念頭に置き、余剰資金で投資を継続し、相場が良い時も悪い時も株式市場から絶対に撤退しないよう引き続き、注意していきたいです。

なんなら株価暴落時に通常よりの多くの資金を追加投入するくらいのメンタルと多少の余剰資金を持ち続けたいです!!

2024年ももうすぐ半分が過ぎようとしています。

何が起こっても、自分のペース(航路)を守って淡々と投資を継続しましょう!!