【小指・薬指】タッチタイピング(ブラインドタッチ)を練習して始めて感じる最初の問題について【動かない・使わない】 

タイピング

こんにちは!上級初心者(⇨運営者情報はこちら)です!

この記事では、タッチタイピング(ブラインドタッチ)を練習し始めて感じる最初の問題(「小指」・「薬指」が動かない又は使わない)への対処法(選択肢)を紹介します!


タッチタイピング(ブラインドタッチ)の練習し始めて、まず「小指」・「薬指」が動かない・動きにくいことに悩む方が非常に多いと思います。


特に、「薬指」に関しては、原因がはっきりしています。


「薬指」には独立した腱が無い


つまり


「薬指」だけを動かす専用の筋肉がないことが原因です。


「小指」に関しては、単純に日常生活における使用頻度が少ないことが操作性の悪い主な原因です。


初心者であっても上級者であっても、多かれ少なかれ「小指」・「薬指」の操作性に不安を抱えている方は多いと思います。

したがって、遅かれ早かれ次の2選択に迫られることになる可能性が高いです。

  • 動かない「小指」・「薬指」を継続して使用する(=標準運指を継続)

  • 動かない指を思い切って切り捨ててしまい、使用しない(=独自の運指を開拓)

人気記事一覧

【脱初心者】e-typing(イータイピング)でスコア400(レベルProfessor)を超えるための練習期間・練習方法について【腕試しタイピング】
【小指・薬指】タッチタイピング(ブラインドタッチ)を練習して始めて感じる最初の問題について【動かない・使わない】 
【e-typing(イータイピング)】実務レベルのタッチタイピング(ブラインドタッチ)とその重要性ついて【寿司打】
【外し方】REALFORCEキーボードの掃除のやり方について【スプレー】
【レベル】イータイピング(e-typing)練習結果の詳細な見方と拡張機能(e-typing plus)の効果的な使い方について【スコア】

標準運指(5本指使用)の問題点

タイピング

まず、タッチタイピング(ブラインドタッチ)の練習をする際に、どのような運指(指の使い方)でタイピングするのかという問題があります。


一般的には、5本指(両手で10本指)を全部使って打つこと(「標準運指」)が一般的とされており、様々な基本書やタッチタイピング((ブラインドタッチ))練習サイトにおいても推奨されています。


標準運指には、以下の問題があります。

  • 全ての指がそれぞれ「同じ程度の操作性」を有していることを前提としている
    →基本的にそれぞれの指の操作性は、人差し指 > 中指 > 薬指 > 小指のように優劣があり、異なるのが普通です。

  • 一般的に、操作性の低い小指(特に右手)の守備範囲が異常に広い
    →操作性が低いにもかかわらず、小指には広い守備範囲が課せられています

以上を踏まえて、私がおすすめする現実的な選択肢は以下のとおりです。

とりあえず小指の使用を継続する(「小指」・「薬指」の練習方法)

タイピング

標準運指でタイピングを行う場合は、意識的に小指」・「薬指」を動かす(使用する)練習を行う必要があります。


特に、日常生活において、「小指」・「薬指」を使用する頻度はかなり低いので、個別に練習する必要があります。


私が実践しているおすすめな練習方法は、以下のとおりです。

  • 入浴中に「小指」・「薬指」のマッサージ

  • 「小指」と「薬指」を交互に動かす

  • 自動車の運転中に信号で停止しているときに、ハンドルの上で「小指」と「薬指」を交互に動かす等々、、、

とにかく、意識して「小指」・「薬指」を動かす機会・習慣を作ることが大切です。


実際のところ相当な練習をしても、人差し指 > 中指 > 薬指 > 小指の操作性の優劣(順位)が入れ替わることはかなり難しいです。


タイピングをするうえで、最低限必要な「小指」・「薬指」の操作性を得られれば、とりあえず良しと割り切ることも大切です。

特定のワードだけ小指→薬指で打つ 

指

通常は標準運指でタイピングをし、「特定のワード」だけ「小指」ではなく「薬指」を使う方法が代表的なものとしてあります。


(打ちにくい単語例)
ポーランド、ポカポカ、ポケットなど


(例)
po」を小指(p)と薬指(o)ではなく、薬指(p)と中指(o)で打つ。


(打ちにくい単語例)
わざわざ


(例)
za」を小指(z)小指(a)ではなく、薬指(z)小指(a)で打つ。


デメリットとしては、ホームポジション(両手人差し指を「F」・「J」キーに置くこと)が崩れやすくなります。


ホームポジションにしっかり戻らないと、それぞれの指が今どこにいるのか分からなくなります。


タイピングの最中に指が迷子になりやすくなり、ミスタイプを誘発しやすくなります。

標準運指を崩す(全く小指を使わない)

崩す

全く小指を使用しない(小指をずっと立てたままにする)打ち方もあります。


ただし、小指を一切使用しないということは、小指以外のほかの指の守備範囲が広がるということになり、ミスタイプを誘発しやすくなります。

しかし、操作性の高い指を多く使うことになるので慣れればスピードアップを見込めると思います。

結論

  • 薬指は動きにくい。薬指だけを動かす専用の筋肉がないのでそもそも操作性が悪い

  • 「小指」・「薬指」をタイピングで常時使用する場合(標準運指)は、日常生活の中で意識的に「小指」・「薬指」を動かす練習をする

  • 特定のワードだけ「小指」ではなく「薬指」を使用するように訓練する

  • 常時、小指を使用しないでタイピングするよう訓練する

最初から独特な運指でタッチタイピング(ブラインドタッチ)を覚えてしまうと、後から「標準運指」に戻すことはかなり大変です。

タッチタイピング(ブラインドタッチ)を紹介している本やブログの多くが標準運指を基準とした運指の最適化」を紹介していることが多いです。

独特な運指の場合、参考となる情報を得にくくなる(完全に独自の運指になってしまう)のであまりおすすめできません。

まずは小指の使用を継続して、最低限の「小指の操作性」を身につけましょう!!